「きんぴらごぼう」を作ってみた
三年生から「日本人が食べるものを作ってみたい」との
要望があり、「日本語コーナー」の時間を利用して、
「きんぴらごぼう」を作ってみました。
日本語の学生の調理実習というと、真っ先に出てくるのが
「のり巻き」なんですが、
あまりにもオーソドックスなので、手軽に出来るもので
中国の学生には馴染みのないものを選んでみました。
中国の教育課程には日本の小・中学校のような家庭科の
調理実習がないため、ニンジンやゴボウを切らせても
「薪割りかっ!」「ノコギリかっ!」と叫びたくなる
手際の悪さ。
ニンジンも縦に割ってから、平らになった切断面を
下にして切れば安定しますが、どの学生もほとんど経験が
ないので、ニンジンを横にしてゴロゴロ転がしながら
切るばかり。その辺りから指導しないと、危なくて
見ていられません。
そんな学生たちですが、はやくもも次の調理に挑もうとしております。