今だ!チャンスだ!真空飛び膝蹴り!
『なつぞら』ネタ、続きます。
今日は、主人公・なつが産休明けに新たな作品の作画監督を依頼される、というお話でした。
その作品というのが、
『キックジャガー』!
いや、もう、ツッコミどころ満載です。
まず、本の装丁が講談社KCコミック版『タイガーマスク』そっくり!
本の中身もこれまた、辻なおき先生のタッチそっくりに作画されていました。ここまでやるか!
事実、この時代、東映動画は『キックの鬼』と『タイガーマスク』を製作しているのてすが、まさか二作を併せてこういう形にするとは!
当然、キックボクシングの沢村忠についても触れられましたが、
それを説明する佐藤製作部長役の橋本じゅんさんが、
「真空飛び膝蹴り!」と叫ぶと共にこのアクション!
「大っ好きだっ!」という佐藤部長、この場面はとても演技とは思えないほど。演じる橋本さん、1964年生まれでまさにドンピシャ世代なんですね。
話はそれますが、昭和40年代半ばということで、子育てする主人公たちの真ん中にこんな玩具も。
そういえば、アンパンマンのアンパンチを見せると暴力的になる・ならないの議論がありましたが、
『キックの鬼』も『タイガーマスク』も『アンパンマン』とは比較にならないほど暴力的なアニメでした。それを見ていたお子ちゃまたちは、現在立派な親や祖父母になっているのですから、問題ないと思う私でした。
チキンラーメン誕生の日
昭和33年(1958年)の今日、8月25日に「チキンラーメン」は販売を開始したそうです。
これを記念して、本日は「チキンラーメン誕生の日」とされているのだとか。
ということで、61年目にして初めて発売された姉妹品「ビーフラーメン」と「ポークラーメン」です。
パッケージには表示されていませんが、限定販売でこれからずっと販売される商品ではないようです。
チキンラーメンというと、お湯をかけて3分でOKというのはあまりにも有名ですが、実はこれらの姉妹品、中身はチキンラーメン。「ビーフ」は別添の牛脂の入った甘辛い液体スープ、「ポーク」は同じく豚骨味の粉末スープを加えて完成させるというものです。
まだ実食していませんが、食べてみたい方は早めに購入した方が良いかもしれません。
どっちが勝つか三代目!
NHKの連続テレビ小説『なつぞら』。
ドラマの時代背景前後のアニメを研究していたアニメオタクにとっては、毎日のように背中がゾクゾクするような小ネタが満載です。
東洋動画から「マコプロダクション」へ移籍した下山さん。(モデルとなった大塚康生さんは、東映動画からAプロダクションへ移籍します。)
下山さんは元警察官という設定ですが、モデルの大塚康夫さんは元麻薬取締官で実際に拳銃を押収したりして、銃器に詳しかったそうです。そこを見込まれてリアルを追究した『ルパン三世』の作画監督に抜擢されるのですが、
さすがにNHKでは『ルパン三世』という実在の作品は登場させられないので、架空のアニメが創作されているんですが、それがこちら。
これは、キャラクター人形、
そして主人公のキャラクター設定がこちら。
その名は、『三代目カポネ』!
朝から腹抱えて笑いました!
辣腐乳と老干媽
我慢出来なくなって、ネットで「辣腐乳」と「老干媽」を購入。お粥のお供です。
老干媽は、いわば食べるラー油で、中国ては知らない人がいない名ブランド。老干媽とはこのラー油を作った陶華碧さんのことで、パッケージにも写真が使われています。貧しくて学校にも行けず、字も書けなかった陶さんは、ご主人が亡くなった後、生活のために小さな食堂を経営。そこで出していた手作りのラー油が評判を呼び、遂には大企業と契約して国内販売するまでに。初めて覚えた字が、契約書にサインするための自分の名前だったという陶さん、現在は成功者として有名なおばあちゃんです。
腐乳は、本当なら「桂林腐乳」が買いたいのですが、ネットでは見つからないので、台湾ブランドで。近々、老干媽の腐乳も到着予定です。