ヤン ロウ パオ モー
先日、「昼ご飯は何を食べよう?」とウロウロしていたら
立て看板を発見。
中国語の発音で「ヤン ロウ パオ モー」と読みます。
どんなものかは知っていますが、桂林にも進出していたとは。
「ロウ ジャー モー」を紹介しましたが、
桂林ではこの「ロウ ジャー モー」は珍しくないのですが、
同じ「モー」を使う「ヤン ロウ パオ モー」は全く見かけませんでした。
というのも、「ヤン ロウ パオ モー」は非常に手間のかかる
料理だからです。
初めて西安で注文したときは、いきなり大きめの「モー」と
丼を渡されました。実は「ヤン ロウ パオ モー」はお客が
「モー」を指で細かくちぎって丼に入れて服務員に渡し、
羊や春雨などのスープをかけてもらって食べるのが西安方式なのでした。
適当にちぎると、「もっと細かくちぎって!」と服務員さんに
怒られます。なので、どちらかというと客の回転率も悪いので、
回転率の良い「ロウ ジャー モー」は扱っても
「ヤン ロウ パオ モー」を扱おうとする店はなかなかないのだと
思います。
こちらの桂林のお店、「モー」を渡されることはありませんでしたが、
厨房で娘さんが細かくしてくれるので、注文から少々時間はかかりました。
同じ本格的なものでした。
最近は、中国も名前だけの地方料理が減ってきました。
桂林にいながら本格的な各地の料理が味わえるのは嬉しいことです。