タイリクサンショウウオ

           「爆買いの日」関連で、

           なんと「山椒魚」の鍋が食べられるセットメニューが

           発売されました。


           中国でも、野生の山椒魚は捕獲・食用共に禁止ですが、

           許可を得た養殖物は食べることが出来ます。


           とはいえ、少し前まではかなりの贅沢品で、ラオウーさん曰く

           「共産党の幹部さんしか食べられないね。」というものでしたが、

           現政権の「共産党員の贅沢禁止令」により、

           フカヒレやツバメの巣、アワビ、ナマコなどと共に

           低価格に落ち着いたようです。


           
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           お店は大陸の中華民国時代をイメージしたレトロな雰囲気。


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           注文が入ると、店の外の生け簀から山椒魚を取り出します。

           桂林の人々にも、やはり山椒魚は珍しいようで、通る人通る人、

           みんな足を止めて覗き込んでいました。

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           タイリクサンショウウオという種類のようで、漓江の水で育てられた

           「桂林産」の山椒魚だそうです。




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           こちらが羊肉と共に煮込んだ「山椒魚」の肉。白いのでわかりやすいですね。

           味はワニとそう変わりませんが、ワニよりは脂っこくない感じ。

           ワニの味が想像できない方のために詳しく説明するなら、

           白身魚と鶏のササミの中間のような味です。


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           セットメニューなので、上海蟹を使った「香辣蟹」も付いてきました。


           なかなか食べられない珍味、堪能致しました。