タンタンメン

           中国で人気のグルメ番組

           『舌尖上的中国』。この番組で紹介されるのは、

           中国ではミシュランの星を獲得するような名誉となるようです。
           
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           この番組の第2シーズン第7話で、紹介されたのが

           「秦云老太婆攤攤麺」。いわゆる「担々麺」でこの番組で紹介されたのは

           このお店が唯一なんだそうです。(写真は桂林にある支店の一つ。)
           
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           こちらが「担々麺の奥義を究めた」といわれる老板(店主)の秦云さんと

           そのお母さん。店名も「秦云とお母ちゃんの担々麺」という意味。


           ということで、中国でも一番という担々麺を食べるべく、

           メニューにチャレンジしてみました。


           まずは、看板メニューとして紹介された二つの内の一つ、「牛肉面」。
           
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           普通の店の牛肉麺に比べると、かなり大きめの牛肉がゴロゴロと

           入っています。こちらは「帯湯」つまり「汁あり」です。

           美味しいのですが、あくまで「牛肉麺」でした。


           次に、この店の看板メニュー「小面」を注文。「小面」は

           「桂林米粉」同様「重慶小面」という名で、重慶を代表する

           麺の一つとなっています。
           
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           こちらも「帯湯」。なんというか、牛肉麺から牛肉を抜いた感じで、

           私がイメージする担々麺とはやや違いました。


           そうだ、「汁なし」=「干𢭐」を頼んでみよう!

           ということで注文したのがその名も「担担面」。
           
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           赤くない、と思われるかもしれませんが、実は調味料類は

           麺の下に入っています。まぜまぜしたのがこちら。
           
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           うん、胡麻が効いているんだけど、残念ながらその分、

           麺がボソボソしてしまうなぁ-。もう少しツルンとしていて欲しい。


           で、次に注文したのが「雑醤面」。東北料理や韓国料理の店では

           「雑醤面」=ジャージャー麺なのですが・・・。
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           おお、肉そぼろが入っている!早速、まぜまぜします。


           
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           これだー!これだよ!

           麻(マー=痺れる)で、辣(ラー=辛い)で、胡麻が効いていて、

           肉そぼろがまざって、ツルンと入る!



           やっとたどりつきました。担々麺の奥義は遠く険しい道のりなのでした。