水信玄餅を作ってみた
何故か日本の食べ物作りに燃える三年生。
自分たちでレシピをさがし、道具や材料も準備するようになりました。
本来、寒天由来のアガーで作るように日本のレシピでは
示されているのですが、
桂林で手に入りやすい「白涼粉」を使う中国語のレシピを
学生たちが見つけてきました。
「白涼粉」とは、寒天の主成分アガロースではなく、
海藻から抽出したカラギーナンにコンニャクの粉と
ブドウ糖を加えたもの。
中国では寒天ではなく、こちらのカラギーナンが
紀元前600年ぐらいから使われているのだそうです。
今回、私はほとんど手を出さずに見ているだけでしたが、
型抜きにお菓子のパッケージに使われていたプラスチックケースを
活用したり、手に入らない「桜の花の塩漬け」の代わりに
中国茶に使われる乾燥花を使うなど、学生たちもひと工夫。
満足のいく出来に仕上がったようです。
しばらく眺めたかったのですが、
学生たちはあっという間に食べてしまいました。