会仙湿地公園に行ってみた
で、「おにぎらず」の調理実習を控えた木曜日の昼休み、
突然大学の国際交流処から電話。
国際交流処の先生たちは英語がお上手なんですが、
私が中国語を話せることを知っているので、
電話の会話はいつも中国語。
「土曜日は空いているか。外国人教師を招待して小旅行する」と
いうことなので、オーケーすると「じゃ詳しいことはメールするから」。
・・・会話は中国語ですが、送られてくるメールは英語。
外国人教師は私だけ日本語話者で、他の方々は英語話者なんで
こうなります。
で、大学のスタッフ・外国人教師が集まって観光バス一台で
出かけたのは臨桂県にある「会仙湿地公園」。
早速、船で湿地巡り。右側の「鉄船」は乗客四人。
左の「木船」は乗客八人。私は「木船」に乗船。
「鉄船」は船頭さんが一人ですが、「木船」は乗客が2倍とあって
船頭さんも二人。鉄船が一人だけおじいちゃんだったのを除いて、
あとは全員60過ぎのご婦人方。
「若い人はいないの?」という質問に「みんな出稼ぎに行ってる」との
答え。そういえばこの村、見るのはおばあちゃんと子どもばかり。
水深は2メートルぐらいだそうです。
往復2時間ぐらいの行程ですが、どのくらいの距離があるのかという質問に
「測ったことはないねぇ。」とのこと。
おばあちゃんたちは多いときで1日に三往復するそうで、
結構疲れると言ってました。
水深が浅いので、漕ぐというよりは水の底に竿を突き立てて
船を押しやるという感じです。
おばあちゃんたちが住んでる、臨桂県会仙鎮睦洞村。
おばあちゃんたちが住んでる、臨桂県会仙鎮睦洞村。
道案内に立ってるのもおばあちゃん。
船頭もおばあちゃん。
道に麦を撒いて干しているのもおばあちゃんなのでした。