帰ってきた『桂林 絵日記報』

 なにが「帰ってきた」なのか、さっぱり分からない方がほとんどかと思いますが・・・。

 かつて私が青年海外協力隊員として赴任していた頃、インターネットもブログもなく、デジカメもない上に通常のフィルムの現像すら難しかった1992年から1994年に、桂林の様子をイラスト&コピー印刷で伝えていたのが『桂林 絵日記報』でした。

 さて、復活第1弾はその当時バイクを乗り回しポケベルで呼ばれると颯爽と登場した男、ラオウーさんの話題。


 題して「ラオウーさんと古き良き日本語」。


 ラオウーさん「NHK見ましたね。相撲の朝青龍、スゴイですね。優勝、24回でしょ。」
 
     私 「でもねぇ、いろいろと問題になっているんだよね。品格がないって。品格、って分か         る?」

 そのとき、ラオウーさんにかつて学んだ日本語が蘇ったのです。

 ラオウーさん「それは、“立ち居振る舞い” ですか?」
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 おおっ、ラオウーさん素晴らしい!なんでも、年配の日本人女性が使ったこの言葉をずっと覚えていたんだそうですが、どういうときに使うべきか、そのチャンスに恵まれずにいたのだとか。
 
 「いいねぇ、大相撲に立ち居振る舞い、ぴったりですね。これほどドルジに似合わない言葉もないけどね。」

 桂林のイスラム人が覚えた言葉、是非モンゴル出身の横綱にも学んでほしいですね。