九連環

前回の「世界ふしぎ発見!」の中で、「諸葛亮が戦地に赴く際、妻の退屈を慰めるために考案したもの」として紹介されていたので、興味を持たれた方もいらつしゃるかと思います。

 
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 諸葛亮が考案したというのは伝説としてとらえられているようで、記録に残るものとしては『戦国策』に「秦の昭王が斉国に玉連環を贈った」とあり、この玉連環が九連環と同種のものであると考えられているようです。
 商品のパッケージにも、『戦国策』のことが書かれているものがありました。

       さて、写真のようになれば、この九連環を解いたことになるのですが、
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 九連環の場合、リングが9個で奇数なので、リングの数をnとすると、
[2の(n+1)乘-1]÷3の手順、つまり341手が必要となるそうです。

偶数の場合は[2の(n+1)乘-2]÷3となり、例えばリングが1個増えて10個だと、なんと手順は
682手で、リングが1個増えるごとに作業量が2倍となるんだそうです。

 ちなみに箱入りのものは新華書店・桂林書城の玩具コーナーで購入。10元の値札が付いていましたが、何故か「8元でーす。」と10元札に2元のおつりをくれました。日本円で100円ちょっとですね。