「専業」の人々

イメージ 1

 最近、街角に増えたのがこのように段ボール箱を前にして小さな椅子に腰掛けている人々。

「専業貼膜」の人たちです。何をするのかというと、携帯電話やデジタルカメラ、PSPなどの液晶画面に透明な「保護シート」を貼り付けてくれるのです。

 私もいろいろなものの液晶画面に「保護シート」を貼ってありますが、全部自分で貼りました。こうした商売が成り立つなんて、最近の桂林人は不器用な人が増えたのでしょうか。
 そういえば、かつてはビデオカメラやビデオデッキなどは修理に出さず、自分で直している人が多かったことを思い出しました。そのためにビデオヘッドなどの部品も売られていたし、新華書店ではそのための回路図も売られていました。
 世の中が便利になった分、そういうことをする人が減って、人々の手先も不器用になってきたのかもしれません。

 そうそう、「専業」の人々は別に営業許可証などを持っているわけではありませんので、見回りの公安の人々が現れると、さっと逃げていきます。
 そのときに、作業台が段ボール箱だと軽くて逃げやすいのです。