「四川大地震」- 号外が配られました。

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 桂林日報・桂林晩報合同の号外です。我が家の前が長距離バスの駅のため、配られていたのをもらいました。

 ちょうど地震発生の時間、私は外を歩いていた頃なので気づかなかったようなのですが、今日の授業の様子では、学生たちの多くが揺れを感じたそうです。

 東京にいた頃、多くの中国からの生徒を教えました。その多くが、「中国には地震がない。」と信じていました。かつての中国の大地震については知っていても、まるで歴史上の事件のようにとらえていて、自分の人生の中では起こりうるはずがない、そんな風に感じているようでした。

 偶然ですが、中国桂林通信さんのホテルにお邪魔したときに地震の話題が出て、桂林人の友人に聞いてみたところ、「地震は経験したことがない」ということでした。彼は60年代後半の生まれです。今回、彼は北京にいるので、桂林での地震は経験しませんでした。

 私の友人にも四川人がいますし、四川出身で桂林在住の人々も大勢います。

 号外の最後のページは「近い将来、桂林に破壊性の地震が起きることはないと専門家が言っている。皆、正常な生活の秩序を保持して欲しい。」と結ばれています。

 既に死者は9000人を突破したと、この号外でも報道されています。

 桂林はとりあえず平穏です。