これだけは言える、漢方は効く!

 私が桂林から戻るときに、必ず買って変えるものがいくつかあります。今日はその中から「板藍根」をご紹介しましょう。

 この「板藍根」、桂林に限らず中国の至るところで買えるようです。中国語の発音は「バンランゲン」。こいつが何に効くかというと、ずばり風邪です。
 あ、でも最近の風潮にならって「あくまで使用者の感想であり、効果を保証するものではありません。」と言っておいた方がいいのかな。

 ただ、このバンランゲンと知り合ってから、私は風邪で寝込んだりすることがなくなりました。「あれ、風邪かな?」というとき、この顆粒をお湯に溶かして飲みます。味は黒砂糖を薄くした感じ。煎じ薬のような臭いや苦みはありません。

 風邪気味というか、風邪の引きかけの人に「良かったら飲んでみて」と渡すと、ほとんどの人が「良くなった」という回答。社交辞令もあるかもしれませんが、その後に「買ってきてくれ」と言う人も多いし、実際数年前に某製薬会社が「サプリメントとして発売を計画中」と雑誌に掲載されたこともあります。

 ちなみに、袋の表書きによると、このバンランゲン「インフルエンザの予防と治療」にも効果があるそうです。うーん、そこまでは何とも・・・。