ゲッ、人民元1000元が無くなった!?

手持ちの現金を全部払えば、この先帰国までの滞在費が無くなってしまいます。なので中国銀行桂林支行へ行って、クレジットカードのキャッシングサービスを利用。手数料がかかりますが、日本からの送金も結構な手数料をとられますから、こちらの方が安くあがるかも。
 手続きをして、受け取った現金を手に興進実業へ支払いに。と、ここでトラブル発生!なんと1000元足りません。いろいろ考えると、どうやら銀行の窓口で少なく渡されたようです。
 閉店間際の忙しい時間だったので、窓口の女性もオートカウンターに人民元を通さず、こちらも枚数確認をしなかったという痛恨のミス・・・。私の頭にバックパッカーだった頃の「お金を受け取って、カウンターを離れたらもう文句を言っても無効!」というお約束が何度もリフレイン・・・。

 とりあえず友人の薦めで、再び銀行へ。既に閉店していましたが、友人が守衛に説明して、待っていると2人のキリリとした女性がやって来ました。事情を説明すると、その2人は店内に戻り、またしばらく待たされました。
 やがて、さっきのカウンターの女性を伴って2人が戻ってきました。1000元少なく渡したことは計算してすぐに分かったようで、すぐに不足分が渡され、行員たちも平謝り。とは言っても、にこやかに謝られましたけれど。
 一昔以上前の中国の「知らない、分からない、謝らない」を経験していた私には、何ともサービス向上を実感した事件ではありました。