蒸籠
「焼き小籠包」こと「生煎包」。
「小籠包」と共に上海の名物ですが、桂林でも本格的なものが
食べられます。「蒸し上げる」小籠包に対し、大きな鍋で
「焼き上げる」ので、手間と時間がかかります。また、熟練した
職人さんでないと美味しいものは作れないようです。
時間は日曜日の昼時、しかも端午節三連休の初日とあってか、
店内はお客さんでパンパン。
まず届いたのが生煎包4個。
肉まんのように食べてはいけません。中に熱々のスープが入っているので、
知らずにガブリとやると、想像をはるかに超える距離まで噴き出します。
次に小籠包が1蒸籠だけ来ました。これ、客が混み合っているときには
非常にウマイやり方で、私のように複数注文している客でもまず1蒸籠
提供するのです。こうすると、多くの客に行き渡りますし、1蒸籠目を
食べ終わる頃に熱々で2蒸籠目がやってきます。注文順に2蒸籠
届けられても、1蒸籠食べている間にもう一つの蒸籠は冷めるし、
注文の遅い客にはなかなか届かないので、この方が合理的だと思いました。