「人民公社」で食べる
「人民公社」という名前を聞くと、日本の方の中には
中国の農村部の協同組合のようなものとして学ばれた記憶が
あるかもしれません。
人民公社は決して成功したとは言えないようで、1983年までに
ほとんどが解体され、唯一河北省に現存するだけだそうです。
レストランで、桂林にもどんどん店舗を増やしています。
「外婆菜湯圓」。外婆菜というのは日本の辛子高菜のようなもので
いわばご飯のお供。そこに軽く油で揚げたゴマあん入りの湯圓が
入っています。まるで朝ドラ『あまちゃん』に出てきた「まめぶ」
のようです。辛い中に甘いものが入ってます。
こちらでは「花甲」と呼ばれるアサリに似た貝の炒め物。
本当はここの「醤油チャーハン」が食べたかったのですが、
売り切れだったので代わりに注文した「竹筒飯」。
葉にくるまれた竹筒に中華おこわが詰められています。
全体的に辛めの味付けですが、ここは外れがありません。
ごちそうさまでした。