明日は除夕

           明日は旧暦の12月30日、中国では除夕と呼ばれる大晦日です。

           既に桂林市内はシャッターの閉ざされた店舗が増え始めています。

           従業員が故郷へ帰ったり、春節休暇をとるためですが

           毎年「この店、春節休暇長いな~。まだシャッターが閉まってるよ。」

           と思っていたら、そのまま閉店し別の店に改装されるというのも

           よく見る風景です。

           春節期間も休まず営業を続ける店もありますが、例えば「桂林米粉

           の店は明日から1週間は元々の定価に1元加えて支払わねばならないなど、

           物価が上昇する時期でもあります。


           
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           以前ほどではありませんが、やはり営業時間が短くなったり

           休業する店も多いので、ウォルマートへ食料買い出しに行きました。

           春節2日前ということで結構な人出でした。入り口の両脇には

           日本の門松に当たる赤い「対聯」が飾られています。



           さて、日本にNHKの『紅白歌合戦』があるように、

           中国にはCCTVこと中国中央電視台の『春節聯歓晩会』、略して

           『春聯』があります。中国のほとんどの人が見る、といわれていますが

           面白い傾向がありまして、北方の黒竜江省吉林省遼寧省は視聴率が

           最も高く80%を越えるそうなんですが、逆に南方の広東省海南省

           そして桂林のある広西壮族自治区が最低で50から60%ぐらい

           なのだそうです。

 
           そんな桂林ですが、象鼻山が『春聯』の中継会場の1つに選ばれました。

           プログラムはこんな感じです。

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           何故明日が本番のプログラムの写真が事前に出ているのかというと、

           実は10日ほど前から連日観客を入れて公開リハーサルをしているのです。

           チケットは抽選だそうですが、入手は難しいようです。そして、

           明日の本番は、観客席は桂林市政府のお偉方関係で埋まるようです。


            興味のある方、明日の日本時間午後八時より

            こちらで視聴できるかと思います。

          http://tv.cctv.com/live/cctv1/