改装の理由
ラオウーさんのお姉さんの娘の旦那さん、
が経営するレストランが改装オープン。
元々は「華亭食府」というレストランだったのが
「欣華亭食府」となり、今回の改装で
「欣華亭有飯」という名前になりました。
「改装するほど儲かってるんだね-。」
・・・というのが理由ではありませんでした。
習近平政権になって以来、「反腐敗政策」が推し進められています。
腐敗というのは汚職全般を指す言葉なのですが、この影響で
公務員による公金を利用しての大規模消費がなくなりました。
つまり、大規模なパーティー等によるまとまった消費よりも、
購買力が上がってきた一般大衆による消費へと
レストランの方向性を変える必要に迫られたためなのだそうです。
メニューにもそれが表れていて、例えばこちらは
「小時候的醤油拌飯(小さい頃の醤油かけご飯)」3元(約60円)。
あつあつご飯の下にはラードが溶けていて、上には甘めの中国醤油。
初めて中国を訪れた頃、中国の人々はこんなホーローカップで
ご飯を食べてました。決して豊かではなかった頃を思い出させる
中国人にとって懐かしの味。ラオウーさんもついつい追加注文。
こちらはマネージャーさんお薦めの「鳩の炊き込みご飯」。
狙いが当たったのか、週末の店内には家族連れが目立ちました。
リーズナブルな値段で美味しい物が食べられるのが一番です。