バス車内で日傘をさす 桂林の夏
亜熱帯の桂林、バスの窓から差し込んでくる日射しも強烈です。
にもかかわらず、桂林を走るほとんどのバスにシェード(日除け)が
設置されていません。
この写真のバスは99路、乗車賃2元の空調付バスです。
絶対に冷房効率が悪いと思うのですが、日除けはありません。
日除けを付ける発想がないのかというと、実は私が通勤に使っている
空調付の5路のバスには日本のように下に引き下げるものが付いているので、
全くないというわけではありません。
しかし、ほとんどのバスに付けられていないので、進行方向に向かって
座った場合、日射しが強いと手前の女性のように窓に背中を向けて
座るか、後ろの親子連れ(傘に隠れて分かりませんがお母さんと
小さい女の子が座っています。)のように日傘をさして防いだりすることに
なります。
また、この位置は優先席でもあるのですが、先日は座っている
おばあちゃんたちが全員頭から紙袋をかぶっていました。