名偵探柯南
「名探偵コナン」の劇場版第十五弾、
「名探偵コナン・沈黙の15分」が、ここ桂林でも
11月4日に公開されました。
このコナンの劇場版の公開には、注目すべき点が
いくつかあります。
中国ではもともと外国映画の公開が厳しく制限されており、
その中に日本映画が入るのはさらに厳しい状況です。
ここ最近では「大怪獣バトル」「ノルウェイの森」が公開されたくらいです。
ましてや、アニメの地位は日本などに比べるとまだまだ
低く位置づけられています。
こうした中で、コナン劇場版は中国語吹き替えのみならず、
日本語原版・中国語字幕入りのものも上映されています。
中国では、まだまだ「アニメは子どものもの」という認識が強く、
子どもの見るものはアニメに限らずほとんどが中国語に吹き替えられて
上映されています。
そんな中で日本語版が上映されるということは、それだけ
字幕を読むことが苦ではない世代にも求められているという
ことを表していると思います。
日本語がこうした形で受け入れられていくのはうれしいですね。