田螺姑娘

           歩行街のシェラトンに近い入り口の角に出来た新しいお店。

           「ご一緒にポテトはいかがですか?」なんてことは

           おそらく言ってくれないと思います。
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           で、みんな一心不乱に何を食べているかというと、

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           「田螺」こと「たにし」です。桂林ではかなり人気があって、

           今よりも屋台などが多かった頃はよく食べていました。

           私も懐かしくなり、一盛り10元のものを購入。
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           ビニール製の手袋を渡してくれるので、左手にそれをはめ、

           「たにし」をつかんだら、右手の楊枝で身を引き出します。

           いわゆる「肝」と呼ばれる部分は、日本と違い、

           桂林の人々は絶対に食べません。


           ということで、貝に比べると身は少しなので、あっという間に完食。
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           隠れた桂林の味です。