小作坊灌湯包

            「最近、桂林でおいしい小籠包を食べてないなぁ。」

             と思っていたのですが、

             本日、「おっ、これは!」と思えるレベルのものに遭遇しました。


             桂林市内にも「小籠包」を名乗るお店は数々あるのですが、

             多くは中華まんのようなふかふかした生地に肉が入っている

             といったもの。

             薄い皮の中にアツアツのスープが閉じ込められているものに

             なかなかお目にかかれませんでした。

             

             午前の授業のみだったので、雁山キャンパスから出発する

             97番の路線バスに乗り、終点の「園林植物園」へ。
           
             ここには、雁山にキャンパスのある各大学の学生が

             ショッピングや遊びに訪れる「大摩聯達購物中心」があります。


             ここの4階のフードコートで、ふと「お、いい動き・・・。」
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             薄い皮に餡を詰め、ひだを作って閉じる作業に

             何か期待できそうな予感がしたのです。

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             ここの「灌湯包(ハン タン バォ)」お粥付きで7元

             (約87.5元)。

             蒸し上がるのを待って受け取り、食べてみると

             「アタリ」でした。きちんとひだで閉じられてスープが漏れず、

             食べれば熱々のスープがジワッとあふれ出しました。

             確かな作業は確かな味を産むという見本だと思います。

             ただ、週明けの月曜日で空いていたこともありますが、

             混雑時もこのレベルを保てるのか、ちょっと不安でもありました。

             ごちそうさまでした。