キャンパスのお昼はイスラム・ラーメン

           キャンパスの食堂の料理、「今ひとつ美味しくないなぁ」と感じていた

           私は、大学正門近くのイスラム・ラーメン店をよく利用してました。

           このお店、家族経営の小さなお店で、明らかに桂林の人々とは異なる

           シルクロード少数民族の顔立ちの人々が調理人。

           ところが、ある日突然、この店が閉店!

           「これからど~すりゃい~んでごじゃるか、

            オロロ~ン!オロロ~ン!」とハクション大魔王のように嘆いていたところ、

           なんと!彼らが我がキャンパスの食堂の二階に移転してきたのでした。
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           今まで授業が終わってから、10分以上かけて移動していたお店が

           食堂の中に開店して、私としては大喜び。
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           それに、この窓口、他の窓口と比べてほとんど学生が並んでいません。

           注文ごとに毎回麺を伸ばして作ってくれるので、一般のメニューより

           若干高い点と、南部の中国人の一部には小麦の麺を食べる習慣がないというの

           が理由かもしれません。ちなみに「清真」というのはイスラムにおける

           「ハラル・フード」の中国語で、豚を調理せず、宗教に則った方法で

           羊や牛を調理していることを表します。

           この時期、既に気温は34度ながら食堂には空調が設置されていないので、

           紅焼牛肉涼面を注文。

           のばした麺を水ですすいでから、たれをかけてくれる汁なし麺です。
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           細切りのきゅうりとニンジンがのっていて、香菜は自分でトッピング。

           名前は涼面(面は麺の簡体字)ですが、氷のように冷たいわけでもありません。

           水で麺がしまるせいか、普段の拉面より歯ごたえがしこしこしています。

           イスラム麺、気に入ってます。