「サバイバル日本語」なら「ウルトラマン」

 さて、「命令形」の中でも特に緊急時に用いられる表現があります。地震の多い日本に住む外国人には必ず教えてあげなければならないことで、「サバイバル日本語」ともいうべきものです。


 で、これを教えやすいのが「ウルトラマン」。早速見てみましょう。


 ジャーン、ジャン、ジャジャジャン!
「フォッフォッフォッフォッ!」
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                 さあ、緊急事態が発生しました。


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            ここで中国人学習者は「救命!」が「助けて!」と理解できます。


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            同じく、「逃跑!」を「逃げろ!」だと理解するんですね。

 ウルトラマンは「奥得曼」として中国でもおなじみ。実際に例に出して説明したところ、大学生たちに好評でした。