醋血鴨

 「醋」とは中国語で酢のこと。「醋血鴨」は鴨をしめる際に出る血を酢と共に味付けに利用した鍋料理。「血を食べる」と聞くと気分の悪くなる方もいらっしゃるかもしれませんが、案外世界の各地でも利用されている食材のようです。
 桂林では、豚などの血を凝固させたものを「血豆腐」として鍋などに利用します。

 さて、向かったのは伏波山の近くにある「王城醋血鴨老店」。気温が30度を越えているというのに、鍋料理屋さんはお客にあふれていました。
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                  これが「醋血鴨」。
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 鴨の血と酢を利用したソースは炸醤麺のようで、ぶつ切りの鴨の肉や内臓、豚肉とネギや生姜などの野菜にからみついています。
 一通り鴨を食べたら、ご飯にこの黒いソースをかけてかきこむと、激ウマ!あとから投入する白菜と豆腐も黒く染まって激ウマ!
 この暑さの中、お客さんがつめかける訳です。ごちそうさまでした。