端午の節句に向けて、練習中。

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 日本では端午の節句は子どもの日である5月5日。中国では、これを旧暦で行うため、今年の「端午節」は6月8日になります。

 日本でも「ちまき」を食べますが、これは中国で、楚の将来に絶望して石を抱いて汨羅江(べきらこう)に入水自殺した屈原の無念を鎮め、亡骸を魚が食べないよう、人々が笹の葉に米の飯を入れて川に投げ込むようになったことが始まり。これが「ちまき」の由来なんだそうです。

 そしてもう一つ、屈原を慰めるために行われるのが龍の形のボートによるレース。これは沖縄や長崎に「ペーロン」として伝わり、現在も行われています。ペーロンは「白龍(バイロン)」が変化したものとされています。

 さて、桂林でも6月8日に向けて、練習が行われています。日本の祭りと同じように町内会のようなものがあるようで、それぞれに分かれて各地でがんばっているようです。

 写真の船、よく見ると龍の尾があるのが分かりますでしょうか。