番外 見知ゅらん、ミシュラン・・・

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 大騒ぎですね、タイヤメーカーの初の東京ガイド。

 十六万もあるという店から千五百だけ調査するというところで、もう疑問だらけ。それって口コミ?本当に残った十五万九千に名店はないのかな?

 桂林で生活していたときに毎晩のように通ったのが「天津館」。天津とはいっても、実際は上海風の小龍包のお店でした。私にとっては、この店は上海の「南翔饅頭店」よりも台北の「鼎泰豊」よりも名店でした。ここの親父さんの小龍包は世界一だと思っていました。
 残念ながら、私が帰国する際「もうすぐ深せんに行くんだよ」と話し、次に桂林を訪れたときには店はなくなっていました。その後、1回だけ桂林の別の場所で店を再開したのですが、再びいなくなってしまいました。

 確か「鼎泰豊」はアメリカの雑誌で世界の名店のベスト10に入ったのではなかったかと思いますが、全くランク付けなんて馬鹿馬鹿しいですね。この評価を下した人たちは「天津館」で食べていないんですから。

 本当にランクを付けるなら、全ての店で食べて評価する。でも、そんなこと不可能。だとすればこんなランク付けに意味はありません。そんなものに群がる必要があるのでしょうか。

 少なくとも、私は自分で「おいしい」と思う桂林のお店でお金を払おうと思います。桂林の庶民が楽しんでいるお店で。

 写真はニコニコ堂・好大媽の小龍湯包。親父さんのが恋しいです。