よく学び、よく眠れ。

 さてさて、私は桂林市の高等教育機関で働いていたわけですが、授業開始直後に面食らったのは「午睡」。昼寝です。午前の授業は十二時に終わるのですが、教師も学生も早々と昼食を終わらせ二時半まで眠るのです。キャンパスが静まりかえり、音一つしないのではないかと思うほどです。
 といっても、私自身もすぐに慣れてしまい、十二時になるとラーメンやスパゲティでさっさと昼食をすませて寝ていました。こうなると、昼食終了と共に睡魔が襲ってくるようになりますから不思議です。
 そのため、日本の職場復帰後は中国時間の十二時つまり日本時間の1時を過ぎると眠くて眠くて困りました。でも、夏の暑さや冬の寒さに耐える生活の知恵といえるかもしれません。実際、午睡をとった方が能率が上がるような気もするのですが、日本じゃ無理でしょうね。