中国の業者にマンションの内装を依頼・・・。

 友人を通じて内装会社を探してもらったのが、2004年末から2005年始めのこと。「洋式便所が欲しい」「できれば、シャワーのみではなくバスタブを置きたい」という希望を伝えておきました。
 もちろん、この間にいろいろな所から内装のお誘いがありました。中には和室を作ってくれる日系企業も。お値段もそれなりのものになるようでしたが。

 結局、2005年の夏のマンション引き渡し前に、友人は桂林市内の「豊源広告有限責任公司」に依頼。若い女性が設計を担当してくれました。

 2005年の夏、豊源のオフィスで設計を見せてもらうと、かなり大胆な発想。シャワールームとキッチンの間の壁を取り壊し、硬化ガラスで仕切ってしまう。バスタブはユニットバスではなく、部屋に合わせて杉の風呂桶を新設計。黄色い洋式便器に、ホテルのような豪華シャワー。なぜかキッチンにバーチェアーが2脚。ソファーやテーブルまでデザインに入った設計・・・。合計67655.2元。この中にはトイレットペーパーボックスや電磁調理器、絨毯やカーテンまで含まれています。中国の内装の概念では、ここまで含まれるのかとびっくり。まぁ、私にはこういうものを選ぶセンスが全くないので、かえってこのようなシステムはありがたいといえばありがたいのですが。コンピューターグラフィックで作成された完成予想まであって、至れり尽くせり。
 「ベッドはどうやって運び込むの?」という私の質問に、「ベッド?買わなくていいよ、設計に含まれてるでしょ。」と友人。なんと2階のベッドも作ってくれて、ベッドサイドのライトも付属。私が買うのは布団だけ。あとはエアコンを設置し、冷蔵庫や洗濯機などの家電を買えば立派に生活できます。

 今年の末にはエアコンと家電を購入予定、ホテル滞在とおさらばするつもりなのですが・・・。さて?