龍蝦って、どっち?

 香港あたりだと高級料理ですね、「龍蝦」。(北京語では龍も蝦も簡体字です。)もちろん桂林でも食べられるのですが、気をつけなければいけないことが一つ。「伊勢エビ」を食べたいのなら、それなりの値段のする海鮮料理店へ行きましょう。それでも、日本や香港よりずっと安く食べられます。
 では、その辺の安い店にある「龍蝦」ってなんなのでしょう。答えは「ザリガニ」です。日本人には抵抗感を持つ人が多いですね。私も子どもの頃に遊んだ記憶があるからか、桂林に住んで一年ほどたっても全く口にしませんでした。ただ、桂林の人たちと付き合いが深くなってくると、彼らがスナック感覚で食べるタニシやザリガニも口にせざるを得なくなりました。しかし、食べてみるとそれほど泥臭くもなく、カニとエビを同時に食べているような感覚で、意外と食べられるモノでした。桂林を訪れる欧米人などもロブスター感覚で気軽に食べているようです。桂林の子どもたちや女学生なども、学校帰りによく食べています。
 さあ、桂林を訪れるなら、どちらの龍蝦にチャレンジしますか?