タコを喰らうコングに感動する。

イメージ 1

           昨晩24時からの『キングコング 髑髏島の巨神』初回を

           見てきました。


           中国での公開名は『金剛 髑髏島』。

           金でキング、剛でコングでございます。


           いやー、コングがタコを喰らうシーンに感動しました。

           コングがその水を飲んでいることから、どう考えても

           淡水の川なのに、そこから巨大なタコを引っ張り上げて

           戦いながらむさぼり食う。



           1933年版の『キングコング』をみた円谷英二

           特撮の道を志しました。

           そして『キングコング対ゴジラ』で念願だった大ダコを

           登場させるのですが、当時の特撮技術ではタコを再現するのが

           困難で、結局本物のタコを使用します。


           日本のアニメやゲーム等からの影響を公言してはばからない

           今回の『キングコング 髑髏島の巨神』ですが、

           いやいや、スタッフは日本の特撮作品もきちんと見ているようです。


           ちなみに、中国では『シン・ゴジラ』は公開されていませんが

           『金剛 髑髏島』の中国語字幕では、コングを発見した際に

           「前方有巨大不明生物」というのが使われていました。

           この字幕を見たとき、ちょっと興奮しちゃいました。


           さてさて、日本も中国も公開名は「キングコング」ですが、

           原題は「Kong: Skull Island」です。

           なぜ、KingKongではなくKongなのか?

           それはエンディングタイトルロールが流れた後、最後の最後に

           わかります。

           だから、エンディングが始まったからって席を立って帰っちゃ

           ダメなんだよ!中国人民観客諸君!(実際、半数以上が帰っちゃいました。)

           もっとも、ラストシーンを完全に理解できるのはよっぽどの怪獣オタク

           でしょうけど。