野球小僧

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          先週金曜日に、元桂林在住・現在は広州在住のIさん、

          土曜日に柳州在住のKさんの二人の日本人が桂林にやって来ました。


          二人の目的は、ズバリ「野球をすること」。

          
          中国では野球はマイナーなスポーツなんですが、ここ桂林では

          青年海外協力隊員が指導していたこと等もあって、大学のプレイヤーの

          レベルは中国トップクラス。

          
          協力隊員の後を引き継ぐような形で桂林旅遊高等専科学校の野球部を

          指導していたIさんと、柳州には野球をプレイする場所がなく

          桂林まで移動しても野球がしたかったKさんが出会い、

          思いっきり野球をすることだけに桂林にやって来たのです。


          で、土曜日は夜八時半に到着したKさんを待って、ラオウーさんも

          加わり遅い夕食。


          土曜日にもかかわらず、こんなに遅くKさんが到着したのは、

          実は出勤日になっていて直前まで仕事をしていたから。


          この「土曜日が出勤日になった」理由がスゴイ!。

          なんと、「月曜の早朝(中国時間で午前3時から)サッカー・

          ワールドカップの決勝があるから」というもの。


          いや、冗談でも何でもないんです。中国人のサッカー好きは

          とんでもないレベルで、特に決勝戦ともなれば絶対テレビ観戦。

          しかもそこに酒がつきものなので、試合が終わったらそのまま

          寝込んでしまい、出勤して来ない者が続出するのは大いに予想できます。


          だったら、月曜日の仕事を土曜日にやって、月曜日は休み!

          という経営判断は、中国では「正しい」のです。


          ということで、サッカーのおかげで野球が出来る野球小僧のお話でした。