外国語合唱コンクール

           桂林理工大学・外国語学院の前期の大きなイベント、

           「外国語合唱コンクール」が今年も開催されました。


           今年は日本語学科全学年9クラスすべて、「あいうえお」から

           教えていることもあって、それぞれのクラスの成長ぶりに

           感慨もある大会でした。

      

           オープニング、いきなりこんなセクシーダンスからスタート!
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武富士か!と思ってしまいますが、課外活動の芸術団舞踏隊による

           パフォーマンス。最前列の審査員席で、女子大生たちが「ヘソ出し・

           ホットパンツ」で激しく踊るのを見せられ、正直目のやり場に困ります。

           社会主義の中国ですが、こういう場面は日本よりあっけらかんとしていて、

           うるさいことは言われません。


           さて、合唱ですが日本語学科は3年生の2クラスが他を圧倒。

           英語学科13クラスを含めても抜きん出ていました。


           1組は何と後ろ向きで登場、
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照明が明るくなると同時に前奏で順番に前を向く演出。

           歌唱も明らかに違いが分かるボリューム。

           曲は『負けないで』。

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           そして、それぞれが右手で左隣の右腕の肘をつかむと、

           ウェーブを起こし、会場が「おぉっ!」とどよめき。


           次に登場した2組は、5人の浴衣娘が前に立って

           またもや会場が「おぉぉっ!」のどよめき。
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           他のクラスがほとんどJ-POPを選ぶ中、曲は『花笠音頭』。

           「ソーラン節か花笠音頭を歌いなさい。」と指示したのは

           担任である北京大学出身の老教授。しかも指示直後に

           この老教授が体調不良でお休みになるというアクシデント。

           意味の分からぬ歌詞に悩む学生たち。おまけに手に入る音楽
    
           は歌入りで、伴奏に使えるものは皆無。


           結局、私が実際に歌って見せ、踊りのビデオをネットで探して

           提供しました。伴奏もネットでは見つからなかったのですが、

           ふと自宅のカラオケに『花笠踊り』として収録されているのに

           気づき、携帯電話で録音してメールで送信。

           ビデオを見ただけで五日ほどで踊りを覚えた浴衣娘たちにも脱帽です。


           優勝は3年1組、2位の3年2組はベストクラス賞も受賞。

           なんと私が学院長先生と共に賞状のプレゼンテーターを任されたのでした。