孤独の桂林グルメ・施家園路の酸辣牛肉麺と巻肉餅

           ふー、土曜日の特別授業もいよいよ来週が最後か・・・。

           十二時に授業が終わってキャンパスを出ても、

           市内に戻ると一時を過ぎるなぁ。


           どうせなら、足を伸ばして施家園路に行ってみるか。


           一人でメシを食うのって、桂林では結構難しいんだよな。

           上海や北京のような大都市なら外資系がいくらでもあるけど、

           ここじゃマクドナルドとケンタッキーぐらいだし。

           普通の店も大皿ばかりで、一人には不向きだよ。



           ここだ、「面対面館」。

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           偶然見つけた店だけど、いつも子ども連れと若い衆の三人連れが多い。

           こういう店なら当たりだろうと思ったけど、正解だったな。


           さて、今日は何を食うか。

           透明ビニールのテーブルクロスの下にメニューってのがいいじゃないか。

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           ここは東北料理の店だ。

           間違っても麺と餃子を一緒に頼むなんて、恥ずかしい真似はできない。

           中国じゃ、餃子は麺料理と考えられているんだ。

           餃子も食べたいが、今は我慢。

           中山中路にできた「餃子城」にラオウーさんと行くまで、とっておかなきゃ。

           「えーと、酸辣牛肉麺と巻肉餅。」

           おお、もう来た。相変わらず服務員の愛相は悪いが、このスピードで

           調理する技は凄いな。

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                      【酸辣牛肉麺
            香菜たっぷり、野菜はトマトとレタス。すっぱ辛いのは、桂林独特の
            たけのこの漬物。出しゃばらない牛肉もアクセント。

           
           なるほど。一般的な酸辣麺は酢とラー油だけど、これは桂林独自の

           たけのこの漬物を使ってるのか。桂林人好みの酸っぱくて辛い味わいだな。

           いいぞ、たけのこ、いいぞー。

           ん?前に座ってるオジサンたちは炸醤麺か。あっちも良かったな。


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                      【巻肉餅】
            お餅ではありません。中華式クレープに包まれたトマト・レタスと
            甘味噌で味付けされた豚肉が絶妙のハーモニー。


           しまった。麺の野菜と丸かぶりじゃないか。まぁ、最近野菜不足だし、

           麺の方は温野菜、こちらは生。よしとするか。


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うまい。シャキシャキのレタスとトマト、豚肉を甘味噌で同時に

           食べさせるアイデアは秀逸だな。桂林人は何にでも唐辛子ソースを

           つけて食べるけど、東北人は甘味噌か。野菜も多いし、肉も食える。

           いいぞぉ、甘味噌。



           ふー、食べた食べた。でも、麺と餅を同時に食べるのも反則かな。

           前に座ったオジサンたちは炸醤麺だけだったしな。。

           二品で13元(日本円で160円ちょっと)か。

           近所の麦香坊も東北料理だけど、あそこは外国人観光客も多くて、

           とてもこの値段じゃ食べられないなぁ。

           ご馳走様でした。

           
           ♪ウォーカ~  ウォーカ~ け~いりん~ フゥー