『鎧甲勇士』、さあ後半。

　危うし、子陽!

　

　そこに駆けつける、火龍侠と風鷹侠。お約束です。

　必殺技のカードのCGも、テレビ版よりグレードアップ。

　変身前のイケメン二人も友情出演。

　先輩二人、後輩を怒ります。「ベルトの管理は適応者の責任だろ!」
　この二人、ショボい地球製異能獣を倒すために現れたくせに、クライマックスの「地球規模的危機」には応援に来ません。おいおい・・・。

「分かっています。」と答えたものの、ベルトは修復せず変身不能。(正確には、「変身」ではなく「合体」。)「意志の力でベルトは修復できる。」と美真に言われますが、自分の甘さから阿介にベルトの持ち出しを許してしまったこと、それが元でタンタンの弟が重傷を負ったことがトラウマになりなかなか復帰できない子陽・・・。
　お約束ですか、まぁいろいろあってベルトが修復、巴豆くんが新たに送り込んだカブトムシ型異能獣に必殺技で挑みます。

「ブレード」とか「ディケイド」とか、気にしないでください。

　カブトムシ異能獣も倒された巴豆くん、鎧甲勇士のアーマーを転送する衛星をハッキングし、全世界に原子炉の放射能汚染を転送しようとしますが、それも美真によって未然に防がれます。
　ついに封印ボックスを開くため、自らの血液を捧げる巴豆くん。

　で、この５体が出てくるのかと思ったら、いきなり合体して、

　ちょっと分かりにくいですが、『聖戦士ダンバイン』に出てきたオーラ・バトラー、ズワァースみたいな格好になります。

　これを帝皇侠、「龍騎」みたいな必殺技で倒します。

　戦い終わって・・・巴豆くん、二十歳の生命力を奪われ浦島太郎状態に。

　最後は子陽と阿介くんが経営する移動サンドイッチ屋でジュースで乾杯。

・・・って、「乾杯」じゃないだろ!　お前さんたち、地球の危機に助けに来ないで何やってたんだ!
などと言うこともなく、終わるのでした。