サソリ、いざ!の男。

 私とラオウーさん共通の友人が、娘さんの大学進学祝いに招待してくれました。

 「何が食べたい?」と私にも写真入りメニューを渡してくれたのですが、あるページに私の眼は釘付け。

 「食べてみたいけど、いや、みんなが食べないと悪いし…。」迷う私の気持ちを察して、友人が注文してくれたのがこれ。
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             蠍子こと、サソリの素揚げです。
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 毒蟲軍代表。彼らのファイトが大好きなうちの母も、食べてしまいたいという愛情レベルには達していないはず。

 リクエストした私が最初に口にしましたが、面白かったのは桂林人たちの反応。桂林でも珍しい食材なのですが、テーブルが回転して自分の前に来ると、箸を伸ばすのが女性陣、一度はスルーするのが男性陣、と見事に分かれました。度胸は女性の方があるようです。 

 「酔っぱらってから食べる。」と主張するラオウーさん、シラフでは怖くて食べられない様子。「そんなに赤い顔をして何を言う。写真を撮ってあげるから。」と半ば強制的に食べてもらったのがこれ。
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 その後、目の前でテーブルの上のサソリが止まるたびに「もうひとつ食べる?」と私につっこまれ、「もういいです、もういいです。」を連発するラオウーさんなのでした。

 さて、私も初めて食べたサソリの素揚げ、味の方はというと、「味のない川エビの素揚げ」といった感じでした。実際、醤油につけて食べた男性も。

 許してサソリーザ。美川憲一さん、ごめんなさい。