「でも、君たちアメリカンでしょ」

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 はい、上は「ワルキューレ」の中のヒトラーとドイツ軍将校。でも、この人たちみんなアメリカ人なんですよね。特に主役のトム・クルーズには、ドイツの人々はかなり抵抗感があるんだとか。
 というのは、モデルのドイツ軍将校は現在はドイツの英雄であり、敬虔なクリスチャンだったことがしられているから。新興宗教の広告塔になっているトムでは・・・、と思われているようです。

 下は「七龍珠」、日本名は「ドラゴンボール エボリューション」です。チョウ・ユンファ亀仙人ですよ、ワハハハハ。なにより悟空、「君、アメリカ人でしょ?」

 ちょっと違うかもしれませんが、以前中国のテレビで全て中国人スタッフで作られたドラマ「一杯のかけそば」を見たことがあります。そう、かつて一世を風靡したあの「一杯のかけそば」です。一応、日本が舞台になっていますが演じるのも中国人なら台詞も全て中国語。日本人の私には、ものすごく違和感がありました。

 ドラゴンボールは中国でも人気がある漫画ですが、今日の映画館、お客が一桁でした・・・。観終わったら、脱力感でいっぱいになりました。日本も同時公開ですが、どんな反応なんでしょう?
 プロデュース by 周星馳 となっていますが、彼はしばらく公の場に姿を見せていないんだとか。その気持ち、分かるなぁ・・・。

 ドラゴンボールをそれなりに映画化しているという点では、かつて台湾でゲリラ的に制作された物の方が雰囲気でている、と思う私でした。