急遽、お餅を発売。

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 家にいた私に友人から電話が。

 「リーさん(調理担当)が教えてもらいたいことがあるって。」

 「矢の屋」へ行ってみると、リーさんが「紅小豆飯団(赤飯おにぎり)」を前に困っていました。水加減を間違えて、ご飯がユルユル。成形してもきちんと形を保てません。
 実は「赤飯おにぎり」は当初私が作っていて、作り方をリーさんたちに教えてからは任せていたのですが、次第に小豆の量が多くなり色が黒いものになってしまいました。食感も小豆が多すぎてアンコを食べているようになってしまい、改善の指示を何回か出してようやく赤飯らしくなったところでした。
 私が気にしていたので、リーさんもこの事態をどうすべきか、指示を待っていたようです。

 元旦に餅つきを見た私は、「そうだ。お餅にしてしまえ!」とおにぎり成型用の板の上でこねはじめました。試しに一個作ってみて、味をみると悪くありません。結局全部をリーさんとこねることになりました。隣で「西安肉夾食莫」を売っているスタッフが「新商品を開発しているのか?」と興味津々で見に来ました。

 こんなこともあろうかと、私自身の健康証明書を取得しておいたのが役立ちました。

 さて、商品名「紅豆年糕(あずき餅)」として並べた途端に買い求めるお客さんが。

 「う、売れてる・・・。」と作った本人もビックリ。

 比較的短時間で売り切れてしまいました。購入していただいた皆さん、ありがとうございました。