日本料理、日本料理・・・。

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 土曜日はなんとかしのげましたが、日曜日の桂林は時折雨脚が激しくなり、一時は外での販売を中止することにもなりました。

 このおにぎりは週末限定商品。なぜ週末限定なのかというと、私が授業のない時間に作っているから。赤飯を炊き、牛肉佃煮を味付け。日曜日は豚肉生姜焼きも加えてみました。

 さてさて、桂林人には日本料理 = 寿司(それも海苔巻き限定)というイメージが強く、おにぎりと区別できない人も多く存在します。そのために、わさびと醤油がたびたび要求されます。お客さんの要求には応じるようにしていますが、桂林人である友人は「お寿司じゃないんだから、正しい食べ方じゃない!わざわざ買うんだから出費もかさむ!」と否定的。なかには黄色いからしを欲しがる人もいるし・・・。
 お店のカウンターで食べる人には、お皿にのせて箸を渡しています。これも正式じゃないんですけどね。私としては、桂林人好みにおにぎりも若干アレンジしていることだし、あまりにもひどいと感じなければ許容するようにしています。

 土曜日は過去最高の売り上げを記録したものの、日曜日は雨のせいでさっぱり。早めに切り上げて、本日オープンの「大将 高級日本料理」(メニューや宣伝にちゃんと”高級”と書かれています。)へ友人夫婦と出かけました。場所は榕湖近く、古南門の後ろ。

 最近、日本料理店と名乗る高級店の中にはひどいものを出すのもいくつかある桂林で、一応日本料理と認められる味でした。二人セットに何品か加え、日本のビールも飲んで200元以下だったのも好感が持てました。海鮮鍋にアスパラが入っていたり、牛丼にしいたけと香菜が入っていたり、味噌汁にレンゲと気になるところはありましたが。
 たしかに刺身など「時価」もあり、高級といえば高級なものもありますが、メニュー全体は居酒屋やファミレスに近い感じでした。

 わさびやからしのことであんなに怒っていた友人は、席についてしばらくすると、服務員さんに唐辛子を要求。桂林人らしい食べ方を始めてしまいました。
 「こら!日本人は日本料理に七味は使うけど、生の唐辛子をそんなふうに入れないぞ!」と言う私の隣で、「辛い!辛い!」と唐辛子を入れすぎる友人。
 日本への道は遠ざかる一方です。